自分をごまかさない大切さ/ハクバノ王子サマ 朔ユキ蔵

「お慕い申し上げます」というお寺系ラブストーリーの漫画が非常に悶々として

面白いので朔ユキ蔵先生の昔の漫画を読んでみた。

 

 

ハクバノ王子サマ 10 (ビッグコミックス)

ハクバノ王子サマ 10 (ビッグコミックス)

 

 

 

最近ドラマ化されている漫画でもある「ハクバノ王子サマ」。

簡単な要約は30代独女と婚約者のいる20代の男の悶々とした恋愛漫画なのだが、

リアリティがあり過ぎて怖いw

 

そりゃいかんやろー

えーっそんな展開なっちゃうのー汗汗

 

って一人で読みながら、うなっておりました。

最後は非常に深いことが書かれていたのでご紹介します。

 

「年齢が上がるにつれて、無邪気に恋愛にのめり込めなくなる。

10代や20代の頃より、自分の身の丈を知っているし、周りも先も見えてしまう。

気がついたら、自分から動けなくなってしまう。

周りには同世代でも、ちゃんと状況を変えようとしている人もいたけど、

私にはそれが出来なかった。

たいていの人は、そんなに強くない。

動かないことが大人として落ち着いていることだと、自分をごまかす。

そのくせ、誰かに自分を救ってほしいと虫のいいことを考えてしまう。

動いても苦しいかもしれない。

何も変わらない、いや、もっと苦しくなるに違いないって。

でも動いて良かった。

なんだかサッパリしました。

どんな現実がこようとも、私はもう自分をごまかさない。」

 

若干言葉尻は違うけど、これって恋愛だけの話では無いと思う。

僕にとっては仕事や生活が悶々としている。無駄に考えてしまって動けなく

なってしまう。

動かないことが、自分にとってベストなのかと思い悩み、苦しむ。

でも一つ教えられたことは、動かないと心はサッパリしないということだ。

 

後になって後悔するんだったら、自分の心に正直に、

ごまかさず生きた方が後悔しないということだ。

 

素晴らしいラストであり、素晴らしい漫画だと思う。

 

※ドラマは全く見ていないけど、色んな人のイメージが違うなー。。。

うーーーーーーーん*゚*( ノдヾ)ゴメンヨォ