感動した話 高校野球/南会津高校

最近はこの糞暑い中、甲子園で野球させるのはどうなのか!?とか

議論が起こってますが。。

 

熱中症を考えると、涼しい所で運動、応援するに越したことはないですが。

今日はそんな話ではなく、ほぼ日で紹介されていた記事がウルッときたので

ご紹介します。

 

福島の夏 2013。 高校野球 福島大会/南会津高校の選手宣誓

http://www.1101.com/fukushima/2013/2013-08-16.html

 

希望を抱いて入学した高校で、好きな野球が出来ず、

沢山の不利な環境の中であったでしょうが、

こうして素晴らしい宣誓で幕を開けられたことは

何者にも代え難い選手達の努力の結晶だと思います。

 

福島代表校として甲子園に出た聖光学院は2回戦で福井商

惜敗してしまいましたが、

この高校球児達の思いに、あきらめない心の大切さを学んだ気が致します。

最近読んだ本 とんび/重松 清

僕は読書も好きなので毎月10冊以上は購入してしまう。

最近はハードの本を持ち歩くのは面倒だし、本棚にもう入らないという理由で

なるべくipadkindleアプリに本を入れて読んでいる。

kindleだからって、自分の好きな場所でいつでも読めるわって思っていたのですが。。

完全に 間違いでした!

 

この手の小説は特に。

公衆の場で読むことは避けた方が。。なにしろ涙が止まりませんから。

 

とんび (角川文庫)

とんび (角川文庫)

 

物語のストーリーは小さい頃から家族のいない二人がやっと家族という幸せを

手に入れるが、その望んできた幸せが手に入った瞬間に、母親が亡くなり、

残されてしまう不器用な父親と幼い子供の物語。

幼い子供が母親を亡くして生きるというのは非常に辛く、

どんなに父親が一生懸命育てても、その寂しさは拭えきれない。

周囲の優しさに支えられ時に脆くもたくましく生きる親子の姿を描いた本です。

 

私はこの本にリリーフランキーの”東京タワー”以来のしょっぱさを感じました。

親子というのは、いつの間にか子供が成長し親を追い抜いてしまう。

10年20年、あっと言う間に時間は過ぎ去っていき、

家族で一緒に過ごした時間はいつしか思い出となり、時代遅れとなるが、

どんなに時が過ぎても、かけがえのない親の愛情の前に子供は圧倒されてしまう。

そんな親の偉大さを改めて感じさせてくれる一冊である。

 

本当にオススメです。